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シンガポールの風俗事情と独特の風俗システムである置屋とは?

公開日: : 置屋

シンガポールの風俗事情

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2006年まで恋人同士であってもアナルセックス、オーラルセックスは違法で、AVなどのアダルトコンテンツの国内流通も禁止されていたりと何かと性に厳しいシンガポールですが、逆に多くの国で禁止されている本番行為を含んだ性的サービスを受けられる置屋は昔から合法(警察が営業を許可)だったりします。

※ちなみにシンガポールでは売春自体は合法ですが、政府公認の置屋以外の公の場での客引き行為や管理売春は違法です。

 

このちぐはぐともとれる状況の背景には、シンガポールの国策の特徴として良く言われるPragmatism(実利主義)があり、政治的な理想、思想よりも経済的で現実的な解、利益を追求する事に重きを置くことで今の経済成長を成し遂げましたが、その特徴はシンガポールの風俗産業、ゲイランの置屋でも垣間見ることができます。

 

他の風俗、性的サービスの提供が禁止されている国でも個人間の売春は合法な国は多いですが、本番行為を含んだ性的サービスの提供が合法で、政府公認(警察が営業許可)な国はあまりないと思います。

 

ちなみに日本も性的サービスのある風俗施設/サービスはありますが、たとえば本番が基本プレイに含まれるソープは一応名目上は女性が体を洗ってくれるお風呂屋さんということで、法律的には本番行為を含んだ性的サービスは適法のものは日本には無いということです。

 

東南アジアではこの「法的には非合法だが、当局が黙認している」(≒ グレーゾーン)という考え方が一般的で、日常的に営業はしているが当局が取り締まる権利をもっていて、世論や社会情勢に応じて摘発したりしてコントロールするというやり方で風俗産業を管理している国が多いと思います。

置屋とは?

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そんな中シンガポールではゲイラン地域を中心に本番を含んだ性的サービスの提供の営業許可を国から得た置屋(Brothel)という仕組みがあります。

 

これは前述のとおり、シンガポールのPragmatism(実利主義)の考えの基、売春はいくら取り締まっても根絶は不可能で、それならば現実的には合法化し、営業許可で政府が管理し、あわせて税収も得た方が実用的という考え方のもと作られた仕組みです。

 

この政府(警察)に営業許可された置屋はDRAs(Singapore’s Designated Redlight Areas)、日本語で言う赤線地帯と呼ばれる地域でのみ営業が許可され、現在シンガポールのDRAはゲイラン(Geylang)、ペタ医ロード(Petain road, Flanders Square)、デスカーロード(Desker Road)、ケオンサイクロード(Keong Saik Road)の4カ所存在しますが、ゲイラン以外の赤線地帯はほぼ閉鎖状態で、在籍している女の子は高齢化し、新しい置屋の開店は許可されず、既存の置屋も徐々に閉鎖されている状態であり、徐々に店も減ってきているので無くなるのも時間の問題です。
※ゲイラン以外の赤線地帯についてはゲイラン以外の置屋 チャイナタウン ケオンサイクロードゲイラン以外の置屋 ペタインロードとデスカーロードを参照ください。

 

加えてゲイランの置屋で働いている女の子は全員が出稼ぎですが、政府(警察)から営業許可を受けた置屋で働いているため、女の子側にも置屋で就業するための特殊な就労許可が必要となります。

 

置屋の営業には様々なルールがあるようで、料金は明朗会計で部屋に入ってから追加料金などをせびるのや後払いはNG、置屋の外観はシンプルで性風俗にありがちな女性の裸が描かれているような看板などもNG、政府に営業許可をもらっている置屋の証として軒先に番号建物の番号を掲げること、等があるようです。

ほとんどの置屋が店内にひな壇や金魚鉢(Fish Tank)と呼ばれるスペースに女の子が待機しており、実際に女の子を見てどの子にするか決めたら店の上や奥にあるプレイルームでのプレイという流れになります。

※一部の置屋では写真指名システムのところがあり、掲載されている写真から女の子を決めるスタイルの置屋もあります。

 

また、働いている女の子は所属している置屋以外では働けないという事は無く、Lor18やLor20等の有名な置屋で女の子が足りなくなってくると別の置屋から出張したりしている姿を見ることも多いです。

(そのため女の子を呼んでもらった場合はその置屋の子でない場合が多いので、どこの置屋の所属かも確認しないと再会することが難しいです。)

ベトナム置屋という変化

ゲイランの置屋というと長らくタイか中国小姐のどちらかという感じでしたが、2015年09月にLor18にできたHouse14からベトナムの女の子の居る置屋ができはじめ、今では数件のベトナム置屋がゲイランに存在しています。

ベトナム置屋は今のところS$50のプレイ料金のところが多く、現時点ではそれぞれ以下のような価格帯になっています。

  • 中国小姐置屋:S$150、S$100
  • タイ置屋:S$80、S$50
  • ベトナム置屋:S$50

このベトナム置屋の変化もそうですが、徐々に風俗を縮小しているアジアの国が多い中、いまだに新しい置屋がオープンしたりクローズしたりされており、まだまだ営業許可が新規で下りないという状況にはならなさそうなので、これからもゲイランの変化を定点観測し続けたいと思います。

コメント

  1. マーライオン says:

    初コメです!来月ゲイランの置屋に行こうと思ってるんですが、本番前のフェラなどで射精した場合サービス終了になってしまうんですかね?

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