ブノンペン旅行記-1 ブノンペン到着とSIMの調達
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最終更新日:2016/02/05
ブノンペン(カンボジア) ブノンペン旅行記-1
カンボジアの首都ブノンペンへ行ってきましたので、その旅行記となります。
初めてのプノンペン、ちょっと緊張しながら空港に降り立ちました。
空港は古くて暗い感じです。ただ帰国時にわかったのですが、現在建て替えが進んでいて、出発側は既に新しいビルに変わっており、そちら側は制限エリア内にスターバックスも入っている現代的な明るいターミナルになっています。
※出発ロビーの写真です。
イミグレーションの前に、アライバルビザを買います。US$30で、カンボジアらしく窓口にたくさんの客が来ても列を作る誘導があるわけでもなく、なんとなくできていた列を全く気にも留めずに割り込む中国人に白人が呆れていたりして、これから先のカンボジアの混沌を暗示しているようでした(笑)
イミグレは無事通過。税関も申告書を渡すだけでノーチェック。そして建物から出ると、左側にたくさんの窓口が並んでいます。両替商や旅行の手配会社などですが、その中にSIMカードを売っているお店がキャリア毎にわかれて並んでいるので、SIMを調達します。SMARTというところの4Gが使えるSIMに通話とSMSとデータ通信2GBをつけて、US$10でした。いろんなプランがあるので、ニーズに合わせて選ぶと良いと思います。
ちなみにカンボジアの通貨はリエルですが、現地のひとたちの間でも通常の支払いは全て米ドルで行われています。市中のATMからも米ドルが出てきます。日常生活でリエルは、1ドル未満のおつりとしてだけ使われるもので、1US$=4,000リエルの固定相場になっています。おつりのリエルが溜まってきたら、トゥクトゥクの支払いの時などにUS$に代えてリエルで払うことももちろん可能です。
並んでいる窓口の一番右端、出口に一番近いところにエアポートタクシーの窓口がありました。行き先を告げると$12と書かれた緑色の紙を渡されて「12ドルをドライバーに直接払ってくれ」と言います。その先がお迎えゾーンになっていて、たくさんの出迎えの人たちがまちかまえていました。緑色の紙を持って出ると、タクシー会社に係員が近づいてきてタクシーに誘導してくれるので、それに乗ってホテルに向かいました。
プノンペンの道路はジャカルタほどの渋滞ではありませんが、交通ルールが全然守られていなくてヒヤヒヤします。対向車線を横切る左折(この国は右側通行)も無理やり横切るだけだし、逆走も当たり前。エマージングカントリーを実感しました。
ホテルは、夜遊びに便利と思われる、トンレサップ川沿いのリバーフロントリアにしました。プノンペンには外資系大規模ホテルがまだ少ない上に、それらは値段が高いのですが、市中至る所にブティックホテルと呼ばれる小規模なホテルがたくさんありますので、そこから外国人が多く宿泊していそうなところを選びました。
下調べの結果、プノンペンの置屋はすっかり廃れていて、夜遊びの主流は
- リバーフロント地区を中心に数えきれないほどある持ち帰りバー
- ディスコなどでの援交
- 立ちんぼ
が主流とわかっていましたが、まだ昼下がり。とりあえず昼食をリバーフロント地区で食べようとぶらぶらしてみました。
リバーフロント地区には昼から営業しているバー(女の子のいないバー)がたくさんあって、比較的高齢の白人が一人でビールを飲んだり葉巻を吸ったりしています。観光客風の白人カップル、夫婦もたくさんいますが、なかにはカンボジア人の若い女性と一緒の白人男もいて、どことなく怠惰な、けだるい雰囲気が昼間から漂っています。
レストランは意外と小洒落た店も多く、適当にぶらっと入ってみましたが、かなりレベルの高い洋食(パスタやステーキ等)がでてきたのには驚きました。後日知人に聞いたところでは、フランス領だった影響で、プノンペンはパンや洋食が意外とおいしい街なのだそうです。
腹ごしらえが出来たので、まずはリバーフロントの持ち帰りバーから回ってみたいと思います。
ブノンペンは今まで行った東南アジアのタイ、ジャカルタ、クアラルンプールなどの開発が一段落した国と違って、出発ロビーと到着ロビーの差など変化の最中にあることを感じられる国でした。
到着ロビーを出たところに吉野家があったりと、日系企業も頑張っているみたいで応援したくなりますね。
次回から持ち帰りバーでの体験談となります。
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